第8期(2022 – 2023年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
Team A (JBD Tokyo)
江國 翔太 - Shota Ekuni -
筑波大学大学院システム情報工学研究科修了後、同大学グローバル教育院博士課程にて生体計測制御を中心にサイバニクス領域の研究に従事。CYBERDYNE株式会社にてロボットスーツHALの研究開発に携わる。2017年より広告代理店にてコピーライター、デジタル・クリエーティブ・プランナーを務める。事業会社への出向を経て、Scrum Inc.認定スクラムプロダクトオーナ-取得。現在は国内クライアントのビジネス・デザインを行う。実際の臨床現場に入り、革新的な医療デバイスを開発するため、第8期ジャパン・バイオデザインフェローシッププログラムに参加。
田中 柚希 - Yuki Tanaka -
青山学院大学理工学部物理学科卒業、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科在学中。計算機科学を用いた生物情報学的手法と分子生物学的実験技術の双方から不妊症の一因である着床障害の研究に従事。科学技術や研究成果の社会実装に興味を持っており、研究の傍らインターンなどを通じてバイオベンチャーや医療機器ベンチャーでの新規事業立ち上げに関与。科学技術を通じて人々の健康に寄与するという夢を実現するためにバイオデザインフェローシップへの参加を決意した。
三澤 俊英 - Toshihide Misawa -
信州大学大学院工学系研究科にて、生体高分子を用いた再生医療用骨再生スキャフォールドの研究開発を推進。修了後は内資系医療機器メーカーの研究開発職としてオストメイト(人工肛門患者)関連製品の開発、急性創傷被覆材のニーズ探索に従事。その傍ら、早稲田大学大学院経営管理研究科(MBA)を修了。主に医療機器業界におけるベンチャーファイナンスの知見を習得。現在はデロイトトーマツグループ 有限責任監査法人トーマツにて医療機器・製薬企業への戦略コンサルティング業務、及び医療機器産業における官公庁への政策提言業務に関与。医療機器エコシステム構築の重要性を感じ、事業化ノウハウ習得のため第8期フェローとしてJapan Biodesignに参加。
Tokyo Biodesign team
張 鋭璽 (チョウ エイジ) - Cyou Eiji -
中国東北大学機械エンジニアリング学科卒業後,名古屋大学大学院工学研究科マイクロ・ナノ機械理工学専攻修士課程を経て,東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング博士後期課程に在籍.現在はバイオセンサー向けの一次元ヘテロナノチューブの開発及び構造評価等の研究に従事.東京バイオデザインを通じ,機械系とバイオ系から学んだ経験を活用し,医療現場から真なニーズを捉え、医療機器の開発を貢献するエンジニアとなることが目標.東京バイオデザイン8期フェローとして参加.
澁澤 嘉人 - Yoshito Shibusawa -
民族系石油元売り企業にて特約店コンサルティング営業および販売統括業務に従事したのち、Johnson & Johnson㈱で外科手術用医療機器の営業として複数の大学病院・国立施設を担当し、手術症例に立ち会い製品の導入・安全使用啓蒙活動を行いながら、多領域にわたりKOL担当業務等を行う。その後、医療により深く携わるため日本臓器移植ネットワークにて臓器移植コーディネーターを務め、2019年より国立がん研究センター東病院NEXT医療機器開発センターにてAMED「先進的医療機器・システム等技術開発事業 基盤技術開発プロジェクト 内視鏡外科手術のデータベース構築に資する横断的基盤整備・共通基盤」にPM(データ収集・企業導出)として従事。国立がん研究センター認定ベンチャー㈱Surg storageを共同創業。2022年からは東京大学医学部附属病院においてAMED「官民による若手研究者発掘支援事業(社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト)」に参画。
竹下 暢重 - Nobushige Takeshita -
千葉大学医学部医学科卒業、千葉大学医学部附属病院、千葉県がんセンターでの研修を経て、千葉大学大学院薬学府先端医学薬学府博士課程修了。専門は泌尿器科。2019年より国立がん研究センター東病院に所属し、手術動画を用いたAMED事業に従事。2022年-2023年第8期東京バイオデザインフェローとして本プログラムに参加。
高松 真 - Makoto Takamatsu -
東京電機大学院工学研究科卒業後,株式会社AIメディカルサービスに在籍.現在は、内視鏡画像におけるAI画像診断システムの研究開発に従事.ジャパンバイオデザインを通じ,医療機器創発の基礎を習得し、必要とするターゲットに届く製品の提供が目標。
第7期(2021 – 2022年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
臨床工学技士
稲垣 大輔 - Daisuke Inagaki, CE -
東京大学医科学研究所附属病院 臨床工学技士。 神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科に在学中。 開発途上国における医療環境と医療機器イノベーションに関する研究を行なっている。 経済産業省/JETRO主催の始動Next Innovator2020や東大EDGE-NEXTなどのアントレプレナー プログラムに参加し、より実践的かつデザイン思考に即した医療デバイスを創出したいと考えるようになり、Biodesignプログラムに参加。
医師
砂川 弘憲 - Hironori Sunagawa, MD -
鳥取大学医学部医学科卒業・医師免許取得(2013年)。専門は消化器内科・消化管内視鏡領域。現在、国立がん研究センター東病院で、最先端の消化管の癌診療に従事しつつ、医療機器pivotal試験(医師主導治験)の計画立案・実施や新規の医療機器開発を行っている(機器開発品で特許出願1件あり)。2021-2022年第7期東京フェローとしてJapan Biodesignに参加。
臨床工学技士
横田 順 - Jun Yokota, CE -
2005年に臨床工学技士免許取得し、茨城県厚生連取手協同病院(現JAとりで総合医療センター)勤務を経て、2009年より東京大学病院医療機器管理部に入職。血管撮影室にて、心不全や虚血性心疾患、不整脈疾患のカテーテル治療に従事。臨床業務以外にも臨床工学技士の視点から、臨床現場で起こる医療機器に関する課題や有効性の検証を行い、学会、論文発表を行っています。今回、臨床現場で課題を探索し、そこで得られたニーズを解決するプロセスを学ぶというバイオデザインプログラムに強く魅力を感じ、医学と工学の中間となる職種である臨床工学技士として、多くの医療機器を扱った経験を活かし、臨床現場におけるニーズを満たせるようなデバイス開発を行いたいと考え参加しました。
エンジニア
多川 友作 - Yusaku Tagawa, MS -
九州大学工学部電気情報工学科卒業後,東京大学工学系研究科電気系工学専攻博士前期課程を経て,博士後期課程に在籍.現在はリハビリテーション向けの滑り防止触覚センサの開発及び情報処理等の研究に従事.2020年より,国立がん研究センター東病院消化管内視鏡科にて,内視鏡画像解析のインターンを行う.ジャパンバイオデザインを通じ,医療機器創発の基礎を習得し,真に患者に有用な医療を提供するエンジニアとなることが目標。
エンジニア
周 詳 - Xiang Zhou -
東北大学理学部化学科卒業、東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻修士課程在学中。マイクロ流路を用いたPOCT(Point of Care Testing)デバイス開発の研究に従事。ジャパンバイオデザイン第7期フェロー
医師
林 健太郎 - Kentaro Hayashi, MD -
東京大学医学部医学科卒業、亀田総合病院で初期研修、一般外科研修を修了し、現在は小児外科医。臨床研究の他、公衆衛生分野についても研究を進めている。もともと医工連携分野についても興味があり、ニーズやアイデアを見つけて企業と連携し研究を行ってはみたものの、その難しさを実感している。こうした日常のニーズやアイデアを昇華させるための方法を学び、一段階成長するために、2021年第7期生としてバイオデザインフェローシップに参加した。
医師
家城 博隆 - Hirotaka Ieki, MD, PhD -
2013年東京大学医学部医学科卒業・医師免許取得。国立国際医療研究センター病院、榊原記念病院で循環器疾患の診療および臨床研究に携わり国際学会発表や英語論文執筆を精力的に行う。2021年3月東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了。在学中はバイオバンクデータを用いた心疾患のゲノム解析や医療画像の機械学習の研究に従事。2021-2022ジャパンバイオデザインフェロー。
エンジニア
近藤 佑亮 - Yusuke Kondo -
東京大学工学部電子情報工学科卒業。同大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻の修士課程にて、機械学習及びコンピュータビジョンの研究に従事している。同時に、自治医科大学発ベンチャーのDeepEyeVision株式会社にて、取締役CTOとして、眼科領域における機械学習技術を活用した医療機器プログラムの研究開発に取り組んでいる。
第6期(2020 – 2021年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
エンジニア
Narintadeach Charoensombut - Narintadeach Charoensombut, MS -
He is a PhD student in bioengineering at the University of Tokyo. He participated in the 6th Biodesign Fellowship because he wanted to work with an energetic team full of motivation and creativity to address clinical needs and providing better healthcare.
医師
大沢 樹輝 - Itsuki Osawa, MD -
2019年東京大学医学部医学科卒業・医師免許取得。2021年東京大学医学部附属病院にて初期臨床研修修了。急性期医療への貢献のため、同病院の救急集中治療科にて後期研修開始。精密医療の実現に向けた学術研究活動として、機械学習を用いて既存データのポテンシャルを引き出しつつ、個人・集団にそれぞれ適切な治療・政策介入を行う方法を検討し、学会・論文発表を精力的に行っている。その中で、機械学習のように医療現場側では十分に浸透していないが他分野では常識となった知見や技術の組み合わせこそが、患者および臨床現場のアンメットニーズを解消し、精密医療を実現し得る一つの鍵なのではないかと考えるようになり、2020年より第6期東京フェローとして、Japan Biodesignに参加。
ビジネス
亀谷 龍典 - Ryusuke Kameya, MS -
エンジニア、医師、ビジネスサイドの知見を持ち合わせたチームが前提となり、技術ありきではなく、患者や医療従事者のニーズをもとに開発するプロセスや考え方を体感してみたく、本プログラムに参加しました。大学院では技術を中心に捉えて、「この技術で解決できる課題は何か?」を考えることが多かったのですが、ニーズに合う技術を選ぶことは予想以上に難しく、専門外の分野への挑戦が必要となり、知的好奇心を刺激されました。バイオデザインの考え方やネットワークを今後も活かして、ニーズに応えられるソリューションを生み出していきたいです。メルボルン大学バイオテクノロジー専攻にて、ライフサイエンス分野の技術の商業化について学び、日本に帰国。現在は製薬業界でのデジタル活用、データ分析などを中心にITコンサルタントとして勤務。
エンジニア
中山 正光 - Masamitsu Nakayama, MS -
慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業、同大学大学院開放環境科学専攻修士課程を修了。同大学では下肢ステント用の血液適合性コーティング材料の研究に従事。現在、東海大学医学研究科先端医科学専攻博士課程にて血小板を対象にした基礎研究に従事。2020-2021年ジャパンバイオデザインフェロー。
第5期(2019 – 2020年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
医師、エンジニア
北村 憲太 - Kenta Kitamura, MD, MS -
東京慈恵会医科大学卒業(医師)、東京大学工学系研究科バイオエンニアリング専攻にて工学修士を取得。2019-2020年ジャパンバイオデザイン フェロー。
ビジネス
杉本 宗優 - Munemasa Sugimoto, MBA -
慶応義塾大学総合政策学部卒業、Washington University in St. Louis Olin Business School経営学修士。 KPMGあずさ監査法人、ノバルティスファーマ株式会社、株式会社CDIメディカルを経て、2019-2020年ジャパンバイオデザインフェローに参画。 フェロー修了後、低侵襲植え込み型神経刺激装置を開発する株式会社INOPASEを共同設立するとともに、東京大学医学部附属病院においてAMED「官民による若手研究者発掘支援事業(社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト)」に参画。
エンジニア
王 彦博 - Yen Po Wang, MS -
バイオメディカルエンジニア。東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程在学中(2020 – 2023)。研究テーマは:植え込み型医療機器の無線電力伝送技術開発。 ジャパンバイオデザインを卒業後、低侵襲植え込み型神経刺激装置を開発する株式会社INOPASEを共同設立。 同時に、BE Health Ventures (台湾) のプロジェクトリーダー、Taipei Medical University Accelerator (台湾) のメンターも務める。
医師
永代 友理 - Yuri Nagayo, MD -
東京大学医学部医学科卒業・医師免許取得。医学部在学中に緑内障の診断ツールとして蛍光プローブの開発に取り組む。卒後、東京大学医学部附属病院で2年間研修医として勤務。現在、東京大学大学院医学系研究科の博士課程に在学し、拡張現実技術を利用した新規手術訓練システムの開発に向けて研究を行っている。
第4期(2018 – 2019年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
エンジニア
辻本 敦司 - Atsushi Tsujimoto -
東京大学工学部機械工学科卒業、同大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻にて修士を取得。修士課程では再生軟骨の組織評価についての研究に従事。2018-2019年ジャパンバイオデザインフェロー。 フェロー終了後外資系医療機器企業で超音波診断装置のセンサー開発を行う。
医師
早川 仁 - Jin Hayakawa, MD -
認定内科医、血液専門医。東京大学大学院医学博士課程在学中。2012年東京大学医学部医学科卒、卒後は造血器腫瘍、造血幹細胞移植の診療および臨床研究に携わる。現在では統計解析、機械学習、バイオインフォマティクスを専門とした研究を行う。2018-2019年ジャパンバイオデザインフェロー、フェロー終了後に同期のフェローの松﨑とともに2020年株式会社Surfs Medを創業。
医師
松崎 時夫 - Tokio Matsuzaki,MD, PhD -
整形外科専門医。一般外傷を中心に,人工関節,スポーツ外傷の治療を経験。神戸大学大学院医学博士課程では変形性関節症に対するアンチエイジング遺伝子の研究及び人工膝関節の動態解析の研究に従事。2014 年米国スクリプス研究所にてアンチエイジング遺伝子の研究を継続し,2017 年からはカリフォルニア大学サンディエゴ校にて変形性関節症用装具開発を行う。ジャパンバイオデザインフェローを経て2020年株式会社Surfs Medを創業。
第3期(2017 – 2018年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
エンジニア
堀 有希 - Yuki Hori, PhD -
ジャパンバイオデザインプログラムに参加するにあたって一番魅力的に感じたのは、実際に医療現場に入って医療従事者と共に行動し、実際に医療現場で起こっている事象を目の前で観察できることです。そこから見つけ出したニーズを解決するソリューションを築きあげるプロセスを学ぶだけではなく、今後も医療に関わるものとして患者さんや医療従事者の皆様が困っていることは何かと常に考える視点が身に付きました。今後も学んだことを活かして医療業界に貢献できればと思っています。 米マサチューセッツ工科大学材料工学卒業、同大バイオマテリアルの研究にて博士号を取得。米スタンフォード大学にてポスドクとしてバイオマテリアル研究を遂行。外資系医療機器企業での薬事臨床開発・事業企画。経営コンサルティング企業での医療分野コンサルティング業務。外資系製薬会社でのプロジェクトマネージメント及び部門戦略の仕事に従事。
医師
松田 謙 - Ken Matsuda, MD, PhD -
今回、様々なバックグランドを持ったメンバーが集まることで相乗効果を発揮し、医療製品を実際に患者さんの元に届けるというコンセプトとスタンフォード大学との連携を含めたプログラム内容の大きさに興味を持って本プログラムに参加しました。 プログラムに参加し、現在世界中で現場のニーズに基づいた医療機器の開発が熱意を持った多くのベンチャーで行われている事や、医療機器開発の魅力とその難しさを知ることができました。 またこれまでの環境では知り合うことのできない、多くの他業種の方々との出会いも貴重なものとなっています。東北大学医学部卒業、医学博士号取得。内分泌内科専門医
歯科医師
小林 茉莉 - Mari Kobayashi, DDS, PhD -
ルーティンでこなしている臨床には、見慣れすぎて見逃している、諦めてしまっている解決すべき課題があります。デバイスのユーザー視点ではなく、現場の真のニーズにフォーカスしてイノベーションを供給する側の視点・そのプロセスに興味と魅力を感じ、プログラムに参加しました。様々なバッググラウンドを持つメンバーでチームを構成することに加え、他業種の方との交流が、今まで得られなかった新たな経験、視点、思考を与えてくれています。フェローとしての挑戦が、医療現場で患者さんや従事者に少しでも幸せを提供できる何かにつがるよう、医療業界の発展に貢献していきたいと思っています。 九州大学歯学部卒業。同大学院にて歯学博士号取得後、日本歯周病学会認定医。
エンジニア
谷垣 信行 - Nobuyuki Tanigaki, MS -
様々なバックグラウンドを持ったメンバーと一緒に医療現場の観察に基づいた医療機器開発を行うBiodesign Programでは,「新たな視点で」「Speed感のある」「(Needとしての)確度の高い」製品開発が行えると考えています.医療現場では顕在化している課題に加え,顕在化していない課題も多く抱えており,これらを解決する新たな医療機器の誕生が望まれています.本Programを通して,医療現場の課題を見つけ,一人でも多くの人に一つでも大きな感動を提供できるよう,取り組んでいきたいと思います. 明治大学理工学部機械工学科卒業,東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻にて修士課程修了.テルモ株式会社 心臓血管カンパニーTIS事業カテーテル研究開発課にて,主にガイドワイヤーの新規技術探索,下肢用ガイドワイヤの新商品開発に従事。
第2期(2016 – 2017年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
医師
竹下 修由 - Nobuyoshi Takeshita, MD, PhD -
千葉大学医学部卒業・医師免許取得後、NTT東日本関東病院にて初期臨床研修・外科後期研修を経て、千葉大学大学院医学薬学府博士課程を修了。臨床領域では、消化器疾患に対する腹腔鏡・内視鏡による低侵襲治療にフォーカスし、研究においては消化器癌の浸潤・転移メカニズムやバイオマーカーによる早期診断に取り組んだ。 2015年よりNational University of SingaporeにResearch Fellowとして留学し、大学発の内視鏡機器ベンチャーEndoMaster, Endofotonicsにて研究開発に参加。前臨床試験や臨床試験の立案、プロトコール作成に関わった。また、3Dプリンティングで作製した人工Tissue patchを消化管欠損部へ充填する医工連携プロジェクトの立ち上げを行った。 帰国後、国立がん研究センター手術機器開発分野に所属し、東京大学フェローとしてJapan Biodesignに参加
エンジニア
李 欣陽 - Alex Li, MD, PhD -
中国にて医学部卒業、東京大学にて人工臓器の開発に従事
第1期(2015 – 2016年 東京大学 Japan Biodesign フェロー)
企業研究開発
内田 貴之 - Takayuki Uchida, MS -
名古屋市立大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。同大学院修士課程では分子生物学的手法等を用いて脳の発生に関する研究を行う。 医療機器開発に興味を持ち、テルモ株式会社入社。研究開発本部にて非臨床評価に従事し、安全性や薬物動態の観点から開発品の初期評価やGLP試験を実施。 また、薬事申請における申請資料作成にも携わる。これまでに関わった製品は、腹膜透析液、薬剤溶出ステント、癒着防止剤、骨格筋芽細胞シートなど、医薬品、医療機器および再生医療製品と多岐に渡る。 社内でのバイオデザイン研修受講をきっかけに、ジャパンバイオデザインプログラムの2015-2016東京大学フェローとして参加。
ビジネス
桑木 織葉 - Oriha Kuwaki, MS -
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科を経て、同大学大学院を修了。在学中に産学連携して取り組んだ医療用の抗血栓ナノコーティング材料の研究開発を通じて工学とビジネスを融合する重要性を実感し、医療ビジネスに興味を持つようになる。 大学院卒業後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社し、ヘルスケア業界をはじめとする様々な分野における経営コンサルティング業務に従事。 2012年よりジンマー株式会社の戦略マーケティング部にて、人工膝関節製品の市場調査、ポートフォリオマネジメント、新製品導入、およびプロモーション戦略立案に携わる。 2015年10月より東京大学フェローとしてJapan Biodesignに参加。
医師
田島 知幸 - Tomoyuki Tajima, MD -
東京大学医学部在学中にITスタートアップ立ち上げに携わり、その時の経験から起業に興味をもつようになる。 2007年卒業・医師免許取得。東大病院、茨城県立中央病院での2年間の初期研修を経て循環器内科を志し、日赤医療センターにて循環器内科医として3年間勤務。循環器診療全般、特に虚血性心疾患に対するインターベンションを学ぶ。 2012年より東京大学大学院医学系研究科博士課程に入学し、東大病院勤務。大学院では次世代シーケンサーを利用した集団でのゲノム解析をテーマとして研究を行う。 2015年10月よりJapan Biodesignに第一期東京フェローとして参加。